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lib14's TRPG library

TRPGに関するメモや随想など

AR2E 初心者

キャラメイクについて

アリアンロッド2E』はリソース管理がテーマです*1。HPやMPは勿論ですが、資金の配分やスキル枠の配分もかなり重要な問題となります。クラス毎に管理すべきデータや配慮すべきルールが少しだけ違いますが、基本的にはどのクラスを選んでもやる事はあまり変わらないのが特徴です。アコライトだけはちょっとだけ特殊です。

クラスと種族

キャラメイクにおいては、まずクラスと種族の選択が大事です。種族は能力値に影響を及ぼすので、クラスと種族が噛み合っていないと十分に活躍できるキャラクターが作れません*2。特に命中が低いとまずいので、武器攻撃をするクラス(ウォーリア、シーフ、一部のアコライト)なら【器用】を、魔法攻撃をするクラス(メイジ、一部のアコライト)なら【知力】を高めにする必要があります。具体的にはクラス修正を含めて5以上は欲しいところです。もし種族の選択で迷ったらヒューリンにしておきます。取りたい種族スキルは《ハーフブラッド》で取ればいいのです。

スキルの選択

スキルはその立ち位置によって役割が違います。ちょっと整理したいと思います。スキルを選ぶ際は、原則として1つのタイミングのスキルは1つまでしか取らないようにします。例えば「タイミング:メジャーアクション」のスキルは1つまでしか取らないようにします。ただし「パッシブ」「アイテム」「効果参照」は別です。
それからキャラメイク的に特別な意味をもつスキルについて整理します*3

マスタリー系スキル 《アームズマスタリー》《コンセントレイション》
神業系スキル 《ボルテクスアタック》《アフェクション》《リゼントメント》《インタラプト》
シナリオスキル 《ファイトソング》《アニマルパクト》《ソウルバスター》など
シーンスキル 《スラッシュブロウ》《マジックフォージ》《クイックヒール》《トルネードブラスト》など

初期作成のキャラクターは以下の要件を満たすことが望ましいです。

  • マスタリー系スキルを1つ取得する。
  • 必殺技スキル(下の3つ)を2つ以上取得しない。

実際問題として、マスタリー系スキルはとても強力です。命中判定の達成値に+3.5され、ファンブル率が2.8%→0.5%になります。コストもかかりません。
また必殺技スキルは一撃の能力は魅力的ですが、継戦能力*4を考えると他のパッシブスキルを取った方が良いように思われます。
また、神業系スキルは初期作成ではあまり必要ありません。CL2~4までの間に取得すればいいのではないかと思います。ただし《インタラプト》は比較的早いほうがよいように思われます。

確認すべきルール

スキルの違いについては見れば分かると思うので、ここでは意外と見落とされがちなルールによるメインクラス毎の違いについて触れておきます。該当するページに付箋でも貼っておくとよいと思います。

クラス 特徴 参照すべきルール等
ウォーリア 筋力が高い。防御力の高い防具が装備できる。 跳躍と登攀(『R1』269)、カバー(『R1』252)
アコライト 精神が高い。 交渉(『R1』271)
メイジ 知力が高い。 エネミー識別(『R1』269)、アイテム鑑定(『R1』272)
シーフ 感知が高い。 トラップ探知と危険感知(『R1』266、267)

サポートクラス

サポートクラスについて見落とされがちな事をまとめておきます。

アルケミスト 上級者向け。ネヴァーフで銃取れるやつがある。
ガンスリンガー シーフ向け。武器のこと考えなくていいから楽。
サムライ ウォーリア向け。鎧にお金が回せるという点で防御にも向いている。
モナー メイジ向け。ファミリアで固定値上がるのが意外と便利。ダメージ低め。
セージ 雑用係。知力系の便利屋さん。魔術操作系スキルは玄人向け。
ダンサー 割と不遇。器用や感知に修正がないので意外と探索系シーフに向かない。
ニンジャ アコ以外なら。敵陣突破能力の高さはもっと注目されていいと思う。
バード 支援特化の鑑。FS判定のバランスブレイカー的存在。
モンク 魔防が強くなる。強制移動させられるのも魅力。
レンジャー 筋力に修正があり、白兵型にとっても有利なスキルもある。

消耗品アイテム

アリアンロッド2E』の標準的なシナリオは、だいたい戦闘3回程度が想定されています。1回の戦闘は2~3ラウンドぐらいになるように設計されているものが多いでしょう。そうすると1戦闘3ラウンドだとして9ラウンドほど、スキルを使わされることを考えなければなりません*5

【消費MP】(セットアップ+ムーブ+マイナー+メジャー)×9
【可能MP】最大MP+《祝福》による回復+MPポーション

メイジのPCが《マジックブラスト》+《※精霊魔術》を使うとして10点。合計して90点消費させられます。初期MPが30点をちょっと超えたぐらいです。CL1だと《祝福》を使わない事を前提に考えるので、MPが枯渇する計算になります。基本的にCL1のシナリオを作るときは、戦闘ラウンド数が少ないように設計したり、ダンジョンにMPポーションを配置したりします。レベルが上がってくるとその辺のマネジメントはもっと楽になっていきます。
MPポーションはメイジなら4~5つ持っておくと安心です。つまりそれだけでMPが30点分は回復できるぐらいですね。CL1の時点では難しいとは思いますが。

*1:中世ファンタジー世界における人間と邪神の勢力との闘争とか、そういう物語的なテーマじゃなくてゲームとしてのテーマのことです。

*2:能力なんて関係なく好きな種族を選べばいいという考え方もありますが、『AR2E』は残念ながらそういう遊び方に適したシステムではないのです。勿論、好きな種族~~という考え方は間違ってはいません。まぁ、その辺は卓の雰囲気との兼ね合いなんじゃないでしょうか。

*3:命中判定に+1Dするようなスキルをマスタリー系スキルと呼びます。各メインクラスしか使えないシナリオ1回のスキルを神業系スキルと呼びます。シナリオn回の有用なスキルをシナリオスキル、シーン1回の有用なスキルをシーンスキルと呼びます。つまり神業系スキルはシナリオスキルに含まれます。またシナリオスキルとシーンスキルを合わせて必殺技スキルと呼ぶことにします。

*4:複数回戦闘をしたり、幾ラウンドにも渡って戦闘を継続したりする能力。

*5:この時点でスキル構成を見直すこともあります。あまりにも消費量が多いと辛いですから。